コ−ドは、マルスと別れると、怪しいと思われる地点向かって、歩き出した。
「おかしい・・・あっちの方向にだけ、巨大なエネルギ−が集中してる」
コ−ドは、エネルギー計測器を見つめてそう言った。
ズォォォン
「なっ!?」
タッ
コ−ドは、瞬間的に跳躍した。
紫色のエネルギ−弾が、十分の一秒前のコ−ドの身体を貫く。
「誰だ!!」
コ−ドは、エネルギ−弾を放った人物に、バスタ−を向けた。
すると 「お前さんかい?フラット様の出来損ないの”兄弟”てのは」
シュルシュル
そう言いながら、蛇の頭に人間の体をとりつけた様なレプリロイドが現れた。
「何者だ!?フラットは一体何をしようとしている!?地球を守ると言っておきながら、地球を汚染して!」
コ−ドは、腕をブンと振って怒鳴った。
「私の名は「サンダ−・スネ−キング」!フラット様は、今の地球を一度滅ぼし、
今一度再生されるとおっしゃった!!
貴様の小さな観点で物を見るな!」
スネ−キングは、コ−ドにそう言い返した。
「そうか・・・・ならば・・・止めるだけだ!!」
コ−ドは、スネ−キングに向かって、バスタ−を放った。

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